車のリレーとは
はじめに
自動車やバイクをいじり始めると、取り付け時にリレーを使うという話を聞くけど今一つわからないということを聞きます。このページでは、自動車やバイクに取り付けるリレーに関して記載します。
ただし、専門的過ぎてもわかりにくくなりますので、一部はわかりやすいように細かい情報を省略していますので、電気の専門の人には「っえ」ってなる文章にはなっています。
リレーとは
リレー(継電器)は、外部からリレーに電気信号が入ると、別の電気回路をオン/オフなどの切り替えを行う部品となります。
この文章だけだと、オン/オフができるスイッチや2回路以上の切替ができるスイッチと一緒に思われるかもしれません。ただし、ここで大きな違いは、扱える電気量が大きく変わってきます。
- スイッチ : 扱える電流は最大1Aくらい。デイライトでもつなげることができない場合があり。
- リレー: 扱える電流は最大40Aなど幅広いものがあります。大型作業灯なども取り付けが可能になります。
このような特徴があるので、スイッチを付けたいと思うところに、リレーを付けるといいです。
スイッチが扱える電気量以上にスイッチに電気が流れるとスイッチが壊れ、場合によっては火が出ます。
一番シンプルなリレーは上の画像のようにスイッチがないため、操作できません。そのため、「外部からリレーに電気信号が入る」というところにスイッチを取り付けます。「外部からリレーに電気信号が入る」というところは、大きな電気が流れていません。
4極リレーの構造図はこのようになっています。
「外部からリレーに電気信号が入る」というのが、白にDC12Vが入った時になり、この時に、赤と青がリレーの中で配線が繋がることになります。
リレーにスイッチを付けた場合の使用例がこのようになります。
スイッチをオンにすると、赤と青が繋がりますが、白側に入る電流は非常に小さくなります。
電装品が大きな電流を求めますので、赤と青の間には、大きな電流が流れることになります。
商品の紹介
汎用4極リレー
上で紹介したこちらの汎用4極リレーです。
汎用リレーハーネス スイッチ付きモデル
DC12V自動車にすぐに使えるタイプの汎用のリレーです。スイッチ、ヒューズ、ハーネス(配線)がついてくるモデルです。ライトの接続も2か所になっています。
汎用リレーハーネス ハーネス防水 スイッチ付きモデル
DC12V自動車にすぐに使えるタイプの汎用のリレーです。スイッチ、ヒューズ、ハーネス(配線)がついてくるモデルです。ハーネスの接続部はDTコネクターという防水コネクターを搭載のモデルとなっております。ライトの接続も2か所になっています。
取り付け作業時に便利な商品
平型ヒューズセット
何かあった時に、リレーやリレーの先の電装品を守るために、リレーの入力側(DC12V入力)と車両側の出力側(DC12V+)の間に入れておくヒューズです。ヒューズの耐久電流以上が流れるとヒューズが切れることによって、その先のリレーや電装品を守ってくれます。